今日のGFカンパニョーロは予報に反して良い天気になりました。
ホテルの朝ご飯を5時半前に終え、6時過ぎにはFeltreの町に着き、車の駐車場を確保しスタート地点に向かいました。
晴れていても10度くらいの気温で半袖にウィンドブレーカーを着て並びます。
2000番台のゼッケンなので、先頭がスタートしてから5分ほどしてやっと自分のスタートです。
スタート後は緩やかな登りが続きますし、集団が大きいので30キロ前後で進み、上り下りを繰り返しながら順調に流れていた集団が最初のコントロールで渋滞になり、立ち止まる事5分余り。
コントロールの巾が2mくらいしかないので3人通るのが一杯で、中にはコントロールを通らずに通過する人もありました。
湖のところまで来るとトンネルが多く、照明の設備がないのでこの日のために発電機が用意されていました。
トンネルが終わると最初の上りが始まり、完走目的なので一番軽いギアで無理せずに登りきり、最初の補給地点で目一杯補給し、ロングコースの方に向かいました。

下り終えて、Passo Duranを登り、下っているときにボトルを落としてしまいました。
次の峠に登りはじめる時には足が攣りそうになり、立ち漕ぎで体重を乗っけるだけのペダリングでしのぎましたが、雲が出て来て寒くなってきました。
Passo verresに向かう時には雨が降り出し、すっかり路面は濡れてしまいました。
峠から6キロくらい8~9%の上りが続き、いつ終わるのだろうかと思うようでした。
峠の高さは2000mを越え、熱い紅茶をおかわりしましたが、下りの寒さが尋常ではなく、指先の感覚がすっかりなくなりほどでした。
Passo Rolleでは雪が降ってきました。
峠でプラスチックの手袋を配っていたのですかさず貰い、下りはじめると余りの寒さに筋肉が固まっていくのが判るようです。
同じグループの人たちはスピードを出すと寒いし、路面が濡れているのでゆっくりと下りますが、常にブレーキに手が掛かっていますので疲れますし、指の感覚が変でやっぱり無理は出来ないと思いました。
最後のPasso Croce d'auneでは、寒さも無くなり雨もほとんど上がりましたが、この時点で200キロ余り走っているので、スピードは6キロ台を記録してしまいました。
峠を越えるとあとはゴールまで下りなのでほっとすると同時に又小便に止まりました。
今回は寒さのため小便で止まる事5回。
普通では考えられないくらいです。壊れてしまったのかと思うようです。
ゴールは町に入ってから300mくらい上ってゴールでした。
11時間30分余り、216キロ、1100番台でゴールしたようです。
Tさんも無事にメディオコースを完走。
980番台でした。
日本人の参加者は我々を含めて5人だったようです。