フォルリで行われた第一回のグランフォンド マニーフィカに参加しました。
300人程の参加者で少し寂しくもあります。
午前7時のスタートで、6時半にはホテルを出発したのですが、夜が明け切らず暗い中をスタート地点に移動しました。
半袖だけでは少し寒い程でしたが、日中の気温30度を考えると我慢した方が持ち物も少なく済みます。

スタートは時間より少し遅れて選手のブーイングの中40ー50キロ位のスピードで走り出しました。
最初の上りまではスピードコントロールがあり、集団が崩れずに上り始めました。
いきなり15%が続く坂で34/29Tで軽く回して上りました。
前日の下見で劇坂が続くのを見ていたので無理は一切禁物と完走狙いでした。
途中65キロのショートコースの分岐があり、更に一つ丘を越えた50キロ地点が224キロと130キロの分岐点でした。
この時点で脚がまだ大丈夫そうとロングコースにハンドルを切りました。
まさかこれほどきついコースと思わずに。
下見は130キロコースでしたのですが、それでもコースの全貌を見ることが出来ませんでした。
3つ目の上りはダートでした。
8キロも続くダートにパンクする人も目にしました。
ダートも調子よくこなし、舗装路に戻り更に二つの上りを終えたあと、今回の最高標高の峠CIPPOの峠(パンターニがジロで勝った区間)でほぼ力を使い果たしてしまいました。

下ってサンマリーノ共和国へ上って下る所で写真を一枚。

さらに200m程の峠が連発します。
ほとんど休みなく峠を上って下るコースは一気に標高を稼ぐよりも疲れるのがわかりました。
160キロ地点の上りでガックリ。
ダートの上りで2.1キロで230m上る坂。
みんな歩いて上っています。
ここでリタイヤを決心しました。
丁度回収車に拾われた時には先客が3人。
コースを回りながら下見で見逃したコースを確認。
やっぱりリタイアして正解でした。
小さくてもアップダウンが続き、しかもダートが更に2カ所。
暗くなってもゴールできたかどうか?
凄いコース設定に驚きました。
走行距離 180キロ(ホテルの往復含む)